狩猟免許試験の勉強法(わな猟、第1種銃猟)

狩猟

こんにちは。

前回は初心者用猟銃等講習会の考査に合格する方法を記事にしました。
今回は、狩猟免許(わな猟・第1種銃猟)の試験に合格したので、合格するまでの流れ・勉強法を記事にします。Youtubeもみてね!
試験当日は筆記がすこし不安でしたが、結果的には全然大丈夫でした。

狩猟免許試験(わな猟・第1種銃猟)に受かるまでどのように勉強したか、初心者講習会の必要性や勉強方法、試験の難易度等の感想をお伝えします。

毎年毎年、試験内容等に変更はないと思いますが、この記事は2018年度の狩猟免許試験に関しての記事であることをご理解ください。

狩猟免許試験(わな猟と第1種銃猟)合格までの道のり

  1. 狩猟免許試験の内容
  2. 狩猟免許の初心者講習会の必要性
  3. 筆記試験対策(勉強法)
  4. 試験当日の様子

1.狩猟免許試験の内容

狩猟免許は、網猟、わな猟、第1種銃猟、第2種銃猟の4つあります。
どの試験を受けても、「知識試験」「適性試験」「技能試験」の3つをクリアしないといけません。

①知識試験

三肢択一式の合計30問の筆記試験。21問以上正解で合格。勉強しないと落ちます。

筆記試験(知識試験)全30問の内訳はこのようになっています。
・鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法令 13問
・猟具に関する知識 6問
・鳥獣に関する知識 9問
・鳥獣の保護管理に関する知識 2問

②適性試験

視力、聴力、運動能力をに関する試験。健常な人はまず問題なくクリアできるはず。

③技能試験

猟具の操作方法や、架設、鳥獣の種類等の判別などの試験。初心者講習を受講していないと、試験で何をやったらいいかわからない。

2.狩猟免許の初心者講習会の必要性

猟友会の主催する初心者講習会ですが、狩猟の知識がない人は絶対に受講しましょう。
狩猟免許試験の内容で説明した3つの試験のうち、①知識試験と③技能試験で困らないためです。
私が初心者講習会を受けた時は、「網猟・わな猟」と「第1種銃猟・第2種銃猟」が別日でした。10000円かかりますが、片方だけの受講でも、両方受講しても、料金は10000円でした。
動画撮影は禁止されていましたので、技能試験で行う銃の操作は、その日のうちにメモを取っておくことを強くお勧めします。

初心者講習会を受講するメリット

  • 受講するだけで「狩猟免許試験 例題集」がもらえる。(この例題集から、全く同じ問題が結構出題されていました)
  • この講習会で大事だと言われたところは出題される可能性激高。
  • 技能試験で行うことをそのまんま教えてくれる。というより、これを知らないと技能試験は何をやっていいかわからない。わな猟の道具も実物を見れるので、わなに関してもここでしっかり見ておかないと試験当日「なにこれ?」ってなると思われます。
  • 狩猟仲間ができる・・・かも。

3.筆記試験対策(勉強法)

筆記試験(知識試験)の勉強で使う本は、教科書の「狩猟読本」と「狩猟免許試験 例題集」です。試験1週間前から勉強をはじめましたが、勉強にかけた時間は24時間くらいだと思います。

  1. 例題集をやりながら、わからないものは狩猟読本で調べる。例題集と狩猟読本はだいたい同じ流れで進んで行きます。狩猟読本でもわからない場合は、ブログやYouTubeで検索。
  2. ある程度調べてわからない問題は、答えを丸暗記して次の問題に進む。調べすぎない。
  3. わからないor間違った問題は赤ペンでチェック。狩猟読本で調べて理解したら、答えの下あたりにメモしておく。
  4. 「鳥獣に関する知識」に入る前に、技能試験の中に含まれる鳥獣判別の対策を先にします。ここで鳥の名前と姿を先に覚えていたほうが、大きさなどがイメージできるので、鳥獣に関する知識は少し解きやすくなります。鳥獣判別でお世話になったサイトはこちらです。YouTubeで鳥獣の動画を見たりもしました。
  5. 1周目が終わったら、2周目は赤ペンチェックを入れたところだけを解きます。2周目にわからなかったor間違った問題は青ペンでチェック。
  6. 3周目は青ペンチェックした問題だけ解く。
  7. 技能試験に関しては、試験の前日と前々日に初心者講習会で残したメモを見てシミュレーションしておく。

これが私が実際に行った勉強法です!

はじめにも書きましたが、
筆記試験(知識試験)全30問の内訳はこのようになっています。
・鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法令 13問
・猟具に関する知識 6問
・鳥獣に関する知識 9問
・鳥獣の保護管理に関する知識 2問

ご覧のように「鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法令」の割合が一番多いのですが、だいたいの人はここが一番勉強しにくいと思います。
内容は少ないのに一番出題されるという範囲なので、頑張って勉強しましょう。

ちなみに、わな猟だけであれば、銃の知識は勉強しなくていいはずです。
私は網猟以外の範囲で勉強すればよかったのですが、よくわかっていなくて例題集を全部解いていました。

4.試験当日の様子

試験当日は午前中に筆記試験(知識試験)があり、合間に適性試験がちょくちょく入ってます。そして午後に技能試験があります。

知識試験

  • わな猟と第1種銃猟の試験を受けたので、筆記試験はわな猟と第1種銃猟の問題冊子2つ、解答用紙2つを配布される。
  • ボールペンでも受験可能。
  • 例題集の中にあった問題と全く同じ問題が半分くらいあった。もしかしたらそれ以上かも。
  • 時間は十分ある。
  • ある程度都会の受験会場だったせいか、100人以上の受験者がいまし。複数受験(私の場合、わな猟と第1種銃猟)の方は20人程度。
  • 解答用紙と一緒に問題用紙も回収される。
  • わからない問題の数は、それぞれ5問程度だった。

技能試験

  • 初心者講習会でやったことしかやらない。
  • 1回、試験官に銃口を向けてしまった。
  • 個人的な感覚として、技能試験はほぼ落ちない試験だと感じた。

まとめ

  • 筆記試験は例題集がちゃんとできていれば大丈夫
  • 技能試験は初心者講習会をきちんと受けていれば大丈夫
  • 勉強は1週間くらい前から1日3時間くらいやれば間に合う。

狩猟試験終了後に猟友会の方がみんなの前で話しておられましたが、「狩猟試験自体は落とすためにあるものではない。ハンターを増やしたいので、基本的には受かってもらう試験。」とのこと。だから普通に勉強したら、よっぽどのことでない限り落ちることはありません。

ちゃちゃっと試験に合格して、ハンターになりましょう!

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